大物作家から長友選手まで...閉店直前・リブロ池袋本店に豪華すぎる「落書き」続々
スポーツ界を代表して長友選手がお忍びで来店
LIBROのロゴの左上にあるのは、セリエAのインテル・ミラノに所属する長友佑都さんのサイン。7月1日にお忍びで来店し、「感謝!」という言葉をさらっと書いて去っていった。ほんの一瞬の出来事だった。
出版関係者の話によると、サイン会などの行事があったわけではなく、「自分の本を売ってくれたリブロにお礼がしたい」という気持ちから練習の帰りに立ち寄ったそうだ。当日の様子を彼自身がツイートしている。
リブロ池袋。長友コーナーやユニフォームまで飾って下さっていました!感謝です!40年の歴史に幕を閉じるそうです。
#ありがとうリブロ pic.twitter.com/HTEsNevzrB
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2015, 7月 1
先日入籍を発表したタレントの眞鍋かをりさんは、6月12日に行った「『眞鍋かをりの世界ひとり旅手帖』刊行記念サイン会」のときにサインしていった。左下の動物のキャラクターが可愛らしい。
その右隣にあるのは、漫画家の吾妻ひでおさんの筆。
Jタウンネットが来店したのは7月7日の夜。同じ日に落書きしたのは経済小説「ハゲタカ」の著者である真山仁さん。「お世話になりました その魂は不滅です!!」というメッセージから律儀さが伝わる。
漫画家の江口寿史さんらのイラスト入りサインも右隣にある。
ロゴの左側に視線を移すと、作家の高橋源一郎さんや薬丸岳さん、社会学者の古市憲寿さんといった面々の名前とメッセージがある。
「セゾンの時代が閉じる...」の言葉を残したのは、東京大学名誉教授の上野千鶴子さん。彼女は1991年に発刊された「セゾンの発想 マーケットへの訴求」(リブロポート)の著者の1人に名を連ねている。同書は公刊社史の発想編というべき性格の本で、第一章「イメージの市場――大衆社会の『神殿』とその危機」の執筆を担当した。セゾングループのCI戦略を緻密に分析・解説している。