最近の学食がオシャレ化している事情...「大学・業者双方にメリットが」
変わる学食!企業とタッグ 双方にメリットが!
大学と企業がコラボするメリットについて、専門家である広島経済大学経済学部の北野尚人教授は、「いろいろな民間のお店とか、レストランとかは、当然企業イメージを持っていますので、おしゃれなレストランとか、お店とかが入ると、そのイメージは大学にも反映されていく可能性もありますので、そういった面でのメリットも両方にとってあるのかなと思いますね」と分析していました。
県内の他の大学でも、企業と連携する動きが広まっています。広島大学東広島キャンパスには、アンデルセングループが運営する「マーメイドカフェ」や、広島駅弁当が運営する洋食レストラン「ラ・ボエーム」などが運営中です。
「マーメイドカフェ」では、夜間にイベントを行うなど、店舗を有効的に活用。「ラ・ボエーム」は、通常お昼だけの営業ですが、懇親会等の依頼があれば、夜の営業も行うことがあるのだそうです。
さらに企業にとって、大学という場所は優位な点が多いのだと分析します。大学という市場の中では独占的な地位を得られるというメリット等が考えられます。
大学と企業が連携することによって得られる、双方にとってのメリット。今後もこのような動きは、加速していきそうです。
大学に通いながら、オシャレなレストランで食事をすることができるという、学生にとってのメリットと、企業側のメリット。双方の相乗効果で、広島の経済が活性化していけばいいですね。(ライター:haruhana)