同じ言葉でも所変われば...
以上、東海以西からの投稿を中心に紹介した。
広島の「さげる」は、「手提げカバン」などと同じ「提げる」。この語彙自体は共通語でも存在するが、投稿にもあるとおり広島では微妙にニュアンスが違う上、使う場面もかなり多い。「せこい」や「こけ」に至っては、同じ言葉なのに意味はまったく異なるので、紹介したようなすれ違いを生んでしまうことも。日本語って難しい。
※なお、第1回の記事で「コウモリ」という言葉を方言として紹介したが、これは洋傘=コウモリ傘の略で、全国的に用いられているものでした。たいへん失礼いたしました。