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寂しい...書店の街・池袋を引っ張った「リブロ」が間もなく閉店

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.06.04 06:00
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池袋の書店はジュンク堂の1人勝ちか

池袋は東京有数の書店の街だった。1980年代、洋書に強い「新栄堂書店」は東口、人文・社会系の本の総本山だった「芳林堂書店」は西口、大阪発の書店チェーン「旭屋書店」は東武百貨店池袋本店、学習参考書も手がける「三省堂書店」は池袋パルコに、それぞれ店を構えた。

このうち新栄堂書店は店をたたみ、芳林堂書店は向かいのビルに場所を移しコミックだけ扱う。
三省堂書店は1990年代に一度池袋から撤退したものの、再進出を果たしたのは先述の通りだ。

新栄堂書店のあった場所はマツモトキヨシに。
新栄堂書店のあった場所はマツモトキヨシに。
芳林堂書店のコミックプラザ。
芳林堂書店のコミックプラザ。
三省堂書店は池袋パルコ5階にあった。
三省堂書店は池袋パルコ5階にあった。

現在の池袋で最も大きな本屋は、リブロ池袋本店と明治通りを隔てた向かいにある「ジュンク堂書店」だ。1997年に1000坪で出店し、2001年に当時日本最大の2000坪に増床した。リブロで働いていた書店員の中には、ジュンク堂に転職した者もいる。
週末ともなれば店内は大勢の来場客で賑わい、5、6分待ちの行列ができることも珍しくない。

ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店池袋本店

リブロそのものはまだまだ元気だ。2015年4月に埼玉県の新ショッピングモール「ららぽーと富士見」に出店したばかり。池袋でも別の場所で再開できないか物件を探しているという。

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