日本一の茶処・静岡以上にお茶が好きな都道府県があった!
■お茶の生産量と「好きかどうか」は関係がない?
このランキング上位の地域では、どのくらいお茶が愛されているのでしょうか?
Q.毎年新茶を買う習慣はありますか?
Q.あなたはどれか選ぶとしたら、緑茶派・紅茶派・コーヒー派のどれですか?
この2つの質問について、トップ5の地域の回答結果は以下の通り。
さすがは静岡、どちらの質問でも全国上位に食い込み、お茶への深い愛情を示しています。鹿児島もそれに継ぐお茶愛ですね。
今度は直球で、ズバリ緑茶が好きかどうか聞いてみました。
Q.緑茶は好きですか?
ここでトップに躍り出たのは、山形、福井、岐阜の3エリア。この3県はいずれも緑茶の年間生産量が非常に少なく、山形にいたっては0です。そもそも全体の回答率は79.7%と高いので、静岡が決して低いというわけではありません。それにしても、ほぼ100%という高い数字はおどろきですね。
ちなみに1位の山形は寒冷地ゆえ茶葉の生産に向かないとされていますが、鶴岡市が約1世紀半ぶりにお茶作りを復活させようという動きがあります。こうした取り組みも、お茶を愛する情熱があってこそなのでしょう。お茶が大好きな日本人としては、応援せずにはいられませんね!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年4月
関連記事
子どもの声は騒音?→関東・東北は「うるさい!」、関西は「許せる」
えっ...うちの名産、知名度低すぎ!? 調査で見えた「地元」と「全国」のギャップ
端午の節句に飾る「フラフ」って? 地方色豊かなお祝いフードも