池袋が、緑とカフェの都市に変貌を始めた
2015.05.08 13:00
東武鉄道が4月に新部署を設けた
東口と比べると古い雑居ビルが目立つ西口も、三菱地所が加わって再開発計画が動き出している(参照:あの「池袋ウエストゲートパーク」こと西口公園が消滅の危機、理由は?)。
少々話は脱線するが、新庁舎のある場所は昭和初期、東武グループの創設者・根津嘉一郎が所有する通称「根津山」の林だった。
その東武鉄道は、今年4月1日の組織改正で「池袋開発プロジェクト」なる部署を新設した。トップに専務取締役が就任している。
東京スカイツリーと東武アーバンパークライン(野田線)の次は、いよいよ池袋再開発に着手すると見られる。
池袋が本来持っていた自然を時代に合った形で再生しつつ、より魅力ある都市にすることができるか。大規模プロジェクトが進む品川や湾岸部、渋谷の影に隠れがちだが、将来が楽しみなエリアの1つだ。