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「クラウドファンディングで終わるつもりはない」 FAAVOが見据える「地方創生」、その真の目標は?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.04.26 11:00
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フィーは数万~数十万

――FAAVOのビジネスモデルについてお聞かせください。
八木 本部が受け取るフィーはエリアの広さや契約期間で数万から数十万と異なります。
最初は県単位だけでしたが、実際にやってみると県全体を網羅できるオーナーさんがあまりいないことに気づきました。
小回りを考えると市やエリア単位で出した方がいいという意見が出たので、つくばエリアや横浜市みたいな形でエリアを絞り、その大きさとコミットいただける期間によってフィーを相談させていただいています。

――そのほかの追加費用は発生しますか。
八木 イニシャル料、つまり最初に支払う頭金などは一切ありません。毎月かかるフィー以外ですと、プロジェクト成功のたびに発生する手数料をプレイヤーからお預かりします。
その内訳ですが、弊社はプロジェクトの成功報酬をほとんどいただいていません。
プレイヤーが支払う手数料は成功報酬の20%です。例えば100万円のプロジェクトを達成した場合は、プレイヤーに80万円が振り込まれます。残り20万円のうち、クレジット決済手数料として5万円を弊社が預かります。残り15万円がエリアオーナーに丸ごと振り込まれます。

――サーチフィールドが儲かるわけではないのですね。
八木 弊社がどんなに頑張っても利益はあんまり伸びないのですが(笑)、それでもいいかなと思っています。全国を網羅して地方を盛り上げていきたいですし、その代わり本部の仕事がダブルチェックで済むくらい、現地のCFマネジャー育成に注力したいと思っています。
現地のCFマネジャーとしてのスキルが上がるほど、成功率も上がってきます。普通のCFよりもFAAVOの成功率が高い理由は、地元に対する偏った愛情があるからです。成功させたい人が多いんですね。普通だったら5000円しか投資しないところが、6000円、7000円という金額の応援につながっています。

FAAVO事業部リーダー 八木輝義さん
FAAVO事業部リーダー 八木輝義さん
CFの枠を超えて、移住やU・Iターンでも貢献したい
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