「デリカシーがない、父と仲良しのお隣さんが苦手です...」(岩手県・30代男性)
ご近所トラブルにおいて厄介なのは、往々にして「悪人」がいないことだ。お互い悪気はないのだけど、なんかそりが合わない、なんか相性が悪い――といったことから、妙な関係になったりしがち。
岩手県のBさん(30代男性・フリーター)が苦手なのは、お隣に住んでいる年上の男性。悪い人ではないのだけど、どうにもうまく付き合えないそうな。
急に部屋の窓を開けてきたり...
僕は実家で両親と同居しているのですが、数年前に越してきたお隣のAさんがどうにも苦手で困っています。
Aさんはうちの父と同年代で、しかも同業者です。そのため、父とは割合仲がいいのですが、何というのでしょうか、デリカシーがないというか、図々しいというか......。
たとえばよくあるのが、僕が自分の部屋でのんびり漫画を読んでいたところに、断りもなく窓を開けて、
「おお、Bくん! なんだ、退屈そうだな! 親父さん帰ってるか?」
といった具合に、いきなり話しかけてくるパターンです。カギをかけてても、ガンガンガン、とノックしてくるものですから、おちおちゆっくりできません。
母からは嫌われてる
これはまあ実害がないといえばないのですが、自分の家の物置が一杯になった、と言っては(当人はすぐ戻すから、というのですが)、我が家のスペースに勝手に荷物を入れてくるのは困りものです。
父はあまり物をはっきり言う性質でもありませんし、僕らが文句を言っても「まあ、Aはああいうヤツだから」と苦笑いするばかりです。
もっとも、我が家の庭に勝手に廃材を放置してきたときには、さすがに母の方がキレて、Aさんのところに怒鳴り込んだものですが......。それ以来、Aさんは母を避けて、もっぱら父(あと僕)のところにやってきます。
話もいい加減で迷惑
そういえば、こんなこともありました。これは僕も悪いんですが......。
我が家に友人が遊びに来たとき、車を停める場所がなく困っていたことがありました。それを見たAさん、
「あそこの神社の脇に停めればいいよ! 大丈夫大丈夫、あそこのおばあちゃんと俺は仲いいから」
と自信たっぷりに言います。いささか半信半疑ではあったのですが、言うとおりに停めておいたところ、やっぱり後でそのおばあちゃんが出てきて、きっちり絞られました。おばあちゃんいわく、「Aの言うことを真に受けるんじゃない!」。
やっぱり、Aさんは苦手です......。
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