京都の「餌やり禁止条例」で、NGになる餌やりとOKな餌やり
"不適切な餌やり"で環境悪化を防ぐ条例
条例での表現の"不適切な餌やり"とはどのようなことを指すのでしょう?
京都市の担当者によると、何が不適切かについては条例が施行される7月までに決めるとのことです。そのうえで、大まかな考え方としては、例えば残飯ごみを餌として置きっぱなしにしたり路上にぶちまけたりすることは不適切としています。
逆に適切な餌やりとしては、自宅や了解を得た場所で餌やりを行うこと。そして早朝や深夜を避けて、決まった時間に餌をやること。容器を使って餌やりを行って、食べ終えた後はきちんと掃除をするなどが考えられます。
野良猫は野生動物ではなく、元は人間に捨てられて増えていったもの。それを踏まえて、野良猫に対して配慮をしながら人間も住みやすい環境を作っていけるよう、京都市は模索中です。(ライター:ツカダ)