実は工業の盛んな川越
埼玉県西部を通っている高速道路は関越道と圏央道の2つ。IC(インターチェンジ)は両市内に1カ所ずつあるが、使い勝手がいいのは明らかに川越ICの方だ。
その周辺には川越狭山工業団地がある。企業の入居が始まったのは1964年だが、248万平方メートルの工場団地は当時、日本一の規模だった。
製造品出荷額等で川越市は、深谷市と狭山市に次ぐ3位を占めている。前は今よりも順位が上だった。
経済力でも川越の勝ち。
両市の基礎データ(東洋経済新報社の「都市データパック2014年版」をもとに編集部作成)