勝手に決定! 埼玉西部の2大都市「川越」と「所沢」はどっちが格上か
東京から近いのは所沢、電車賃も安い
東京都に境を接する所沢は池袋までの距離も近い。東武鉄道の運賃設定が高めというのもあるけれど、池袋までのIC運賃は120円以上も違う。1996年から約14年間、所沢の人口が多かったのは、このあたりに理由があるのかもしれない。
しかも東武東上線は人身事故の発生率がとても高く、シャレにならないほど列車がよく停まる。
同線と西武池袋線は東京メトロ有楽町線・副都心線に入れる。相互乗り入れ分を加えると本数で東武東上線が上回るが――鉄道は所沢の勝ち。
そんな所沢にも弱点がある。上の地図を見れば分かる通り、市の中心部が西武線にUの字に囲まれているのだ。同市内の立体交差は進んでおらず、踏切渋滞がしょっちゅう発生する。そして幹線道路なのに片側一車線も数多く残る。
古い街並みを残し、道の狭い川越の渋滞もひどいけれども、所沢は車を運転していて本当にストレスがたまる。
道路事情では川越の勝ち。