ファンドも注目、成長遂げる「道の駅ポータルサイト」みちグル
生の声とともに届けるグルメ通販サイト
兄弟サイトの「みちグル市場」は、スタッフが取材等で出会った道の駅の逸品を販売している。
単品から購入可能だが、「みちグル定期便」は、1カ月3980円(初回は1980円)で柴田さんらが厳選した食材が宅配で届く。
「この定期便は、地方のまだ知られていない『食との出会い』を感じることができる点が好評です。旬の商品をもっとも美味しい場所からお届けしています。スタッフが実際に地方を回って、生産者の取材をし、生の声とともにお届けします」(柴田さん)
売れ筋の商品について尋ねたところ、以下の商品が売上の上位で、カテゴリーでは魚介類・お菓子が人気とのこと。
年間で約5億人を集客する道の駅。年間の総売上高は3500億円に達する。人気の駅は平日でも大勢の客で賑わうが、一方で集客に苦戦しているところも少なくない。指定管理業者をコロコロ変えているところもあるなかで、みちグルのようなポータルサイトの役割は大きい。
2年目に入りサイトを強化するため、XSはこの3月にだいしん創業支援ファンド「"この街のホームドクター"」から1000万円の資金調達を受けた。
「みちグルのサイト強化は既にほぼ完了しています。みちグル市場の方にこれから取りかかるのですが、サイト全体のデザイン変更とみちグル定期便のランディングページを大幅に改変し、魅力がもっと伝わるようにしたいと思っています」(柴田さん)
創業支援ファンドから評価された点は、事業開始から現段階までの事業進捗や大手企業との連携などのスピード感だったそうだ。
Jタウンネットの取材に対し、柴田さんはやる気をみなぎらせる。
「これからどんどん地方をまわって、地方の良さを皆様に伝えて行きたいと思います!」