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真夜中に水道管ブシャー! 関西で相次ぐ事故の原因は

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2015.03.07 07:39
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年2月25日放送で「水道管の老朽化の原因」について取り上げていました。

画像はイメージです(Karol Kalinowskiさん撮影、Flickrより)
Bokeh Water Splash

2月26日未明、京都市山科区の府道で突如アスファルトから水が噴き出し、水柱が一時30m以上の高さになるという出来事がありました。

水の噴出はその後止められました。京都市の説明によると、水道管に空気が溜まるのを防ぐための"空気弁"が損傷し、水が漏れた可能性が高いとのことです。

布石から耐用年数の40年以上経過した水道管は、全国の総延長の3割にあたる約17万kmに及んでいます。そうした水道管の老朽化が原因で断水などが起こるケースもここ数年で急激に増えているのです。

さらに関西では、老朽化が起きやすいある関西特有の事情があるといいます。

関西で相次ぐ水道管破損には特有の原因が・・・

それは「酸性土壌」。酸性土壌は鉄を腐食させやすく、水道管の老朽化を早める原因にもなります。

関西一帯は海に沈んでいた時代があり、塩分などを含む地層が地殻変動で隆起したため、地表に酸性度の強い地層が現れたのです。そのため、大阪平野を取り囲むように酸性土壌を含む地層が、大阪・京都・兵庫に点在しています。

"水道管の老朽化"と"関西特有の酸性土壌"。

果たして有効な対策はあるのでしょうか?

新しい水道管には、より腐食に強く耐震性にも優れたものを採用しているそうですが、予算や時間にも限りがあり、なかなか厳しいのが現状のようです。(ライター:ツカダ)

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