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松浦鉄道が駅名を募集!→でも名前はもうあります→どういうこと?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.02.09 15:26
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松浦鉄道をご存じだろうか。九州の西部、長崎県と佐賀県で運行されている第3セクター方式の鉄道だ。

同鉄道で、いま「サブ駅名」が募集されている。この「サブ駅名」は、正式駅名と合わせて使用する愛称として使用される。沿線の魅力ある観光地の掘り起こしが目的である。今回募集する駅は、佐世保中央・大学・相浦・佐々・西田平・たびら平戸口・松浦・今福・伊万里・山谷の計10駅である。

すでに「サブ駅名」が付いている駅には、例えば、佐賀県伊万里市の浦ノ崎駅がある。春には駅全体が桜のトンネルに覆われることから、サブ駅名として既に「桜の駅」という名称がつけられている。愛称の効果もあってか、花見シーズンには全国から花見客が大勢訪れるとのこと。

浦ノ崎駅(松浦鉄道ウェブサイトより)
浦ノ崎駅(松浦鉄道ウェブサイトより)

観光客がやってくれば、地域の活性化につながる。それと同時に、地域の人々に愛される「サブ駅名」を付けることで、「マイレール意識」が醸成される、というのが同鉄道の狙いのようだ。

観光路線の強化に取り組む

同鉄道は1988年、第3セクターとして開業以来、一時は「三セクの優等生」と言われていたという。しかし沿線の過疎化は進み、必死の経営努力が続く中、同鉄道が取り組んでいるのが、観光路線の強化だ。

浦ノ崎駅以外にも、観光客にとって魅力的な土地は、沿線にもっともっとあるはずだ。そこで選ばれたのが、今回「サブ駅名」募集の対象となった10駅である。

松浦鉄道沿線観光マップ(松浦鉄道ウェブサイトより)
松浦鉄道沿線観光マップ(松浦鉄道ウェブサイトより)

応募締切は2015年3月31日。応募者全員の中から抽選で、50名に「MR一日フリーきっぷ」ペア券がプレゼントされる。

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