あのジョン・タイターが「2020年は岡山=岡京が首都」と予言した!?
吉井川・旭川・高梁川と大きな川が3つも流れている岡山。瀬戸内海対岸の香川のように水不足に悩まされることもなければ、水害もほとんど起きない。豊饒な海にも恵まれ気候も温暖。「神様から祝福された土地」といっても過言ではない。
おそらくはガセだけど...
この地図はそのインパクトからたびたびネットでも話題になる。
しかしよく考えてみれば、あまりにも「できすぎた」内容だ。調べてみると、震災より以前にこの「予言」が話題になっていた形跡は見られない。「岡山が首都」という「設定」も併せて考えれば、震災以後に日本でタイターに仮託して作られた可能性が、まず高いと見て良さそうだ。
岡山でもなければ岡山京でもない「岡京」――。地図を作製した本人は大真面目なのかもしれないが、市内の自動車教習所・オカキョウ(正しくは「岡山自動車教習所」)と発音が一緒なところといい、ネタの領域に達している感がなくもない。
2020年に東京オリンピックが無事開催されることを願いつつ、岡山県が首都に負けないくらいの発展を遂げていることを夢見るくらいは、ロマンティックな話ではないだろうか。