岡山では給食にクラッカー(ビスケット)が出るらしいけど...
先日オープンしたアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で、岡山県民のソウルフードとも言われるとあるお菓子を入手したので紹介したい(参照:鳥取&岡山の共同アンテナショップが予想外に良かった件について)。
これが岡山県民のソウルビスケットだ
梶谷食品(同倉敷市)は、地元では「梶谷のシガーフライ」でおなじみの人気お菓子メーカーだ。そんな同社のクラッカーが、岡山県では1987年以来学校給食に採用されている。
とっとり・おかやか新橋館で筆者が発見したのは、その名も「コンガリサクサク」。給食で出ているクラッカーそのものではないが、手に取った女性客は「これよ、これこれ!! 懐かしい~」と興奮していた。地元で梶谷食品のビスケット・クラッカーが、いかにを目の当たりにした思いだった。
内容量は1袋174グラムあり、全部食べると887キロカロリーに達する。食べすぎ注意なのはいうまでもないけれど、安価にカロリー摂取できる点が学校給食に採用された理由だろう。山口県学校給食会ウェブサイトの商品紹介ページにも掲載されており、中国地方で広く信頼されているブランドと見た。
元祖きびだんごでも取り上げたトレハロースも使われている(参照:桃太郎でおなじみ「きびだんご」はどこで食べられるのか?)。
開封後はもちろんのこと数日たっても湿気(しけ)らず、こんがり感が残っているのにも感動した。外はパリッとしているけれども、甘さがじんわり口の中に広がる。軽く塩がまぶしてあるのもいい。
何もつけずに毎日食べるとさすがに飽きそうな気もするけれども、シンプルな味わいなだけに、いろんなものをはさんだり、塗ったりしてアレンジするのもいいだろう。
とっとり・おかやま新橋館の商品ラインナップはシーズンごとに入れ替えがありそう。未知のご当地商品を見逃さないためにも、定期的に通うことにしよう。