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弘前大医学部では津軽弁が「必須科目」らしい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.09.08 19:57

弘前大学では「津軽弁講座」も

弘前大学医学部のOBで現在は市内で開業医をしている沢田美彦医師は、母校で津軽弁の講義をしたことがある人物だ。沢田内科医院のウェブサイトによると、彼は講義で以下の点を心がけたそうだ。

「医学部の学生の約半分が青森県出身でした。しかし、青森県といっても、津軽だけでなく南部地方と下北地方がありますので、純粋に津軽弁を理解できるかなと思ったのは約4分の1程度と想像しました」
「津軽弁そのものはもちろんですが、標準語ではとても言い表すことができない津軽弁の奥深さを知ってもらおうと試みました」
「日常診療では、話を聞いて診察すれば多くの場合解決できます。そのためには、患者さんから言葉で状態をうまく説明してもらうことが重要です」
「もう一つ、医学生に対して伝えたかったことは、津軽弁を拒否しないで欲しいということでした。津軽弁で医師に話しかけた時に、拒否するような態度を見せると患者さんは黙ってしまいます。結果として、正しい診断に到達することができず、適切な医療を提供できなくなってしまうからです」

高齢者の方言を理解できないという問題は、医療だけでなく福祉の現場でも発生しているという。津軽ではないが、介護職に就いている筆者の知人女性も、地元出身にもかかわらず、施設に入居する人たちの言葉を聞き取るのに苦労していると話していた。

医療・福祉と「方言」――これからの高齢化社会、この「科目」はますます重要さを増しそうだ。

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