「犬と猫、どっちが好き?」→東北~北陸は「犬派」県が多いことが判明
「あなたは犬派?猫派?」――この問いは、国境に関係なく人々の関心を集めるテーマのようだ。
ワシントンポストのウェブサイトが2014年7月28日に伝えたところによると、日本を含むアジアや南米、オーストラリアは猫より犬が多く飼育されている。一方、スペイン・ポルトガル・アイスランドを除く西欧諸国やロシア、北米、一部イスラム圏は猫の方が多いという。犬好き、猫好きにも、ある程度の地域差があるようだ。
犬好きが猫好きを上回った地域は、青森・秋田・福島・茨城・富山・山梨・奈良・兵庫・島根・徳島・熊本の11県。秋田は「秋田犬」、山梨は「甲斐犬」の産地として知られており、昔からペットとして可愛がっている家庭が多いのだろうか。このうち犬の得票率が最も高かったのは秋田と福島で、ともに75%を占める。東北~北陸のラインに比較的「犬派」の県が目立つようだ。
犬と猫の得票数が同率だったのは岩手・新潟・宮崎の3県だった。
和歌山は「紀州犬」の産地なのに...
日本犬の産地とされているにもかかわらず、猫好き率の高かった県もあった。
和歌山と三重にまたがる熊野地方は紀州犬の本場として有名だが、犬の得票率は和歌山が11.1%、三重が31.6%しかなかった。和歌山県警察の公式マスコットは、紀州犬をモチーフにした「きしゅう君」だというのに......。
四国犬は高知が主な産地だが、高知における犬の得票率は42.9%にとどまった。
投票は既に締め切ったが、「こんな設問でアンケートを実施してほしい」というご意見などあったら、下記のコメント欄に投稿してほしい。
・冷奴は「からし派」それとも「しょうが派」?
・運転マナーが一番悪い県はどこだと思いますか?
・カレーに生卵やソースはあり?
・この夏は、暑かった?涼しかった?