静岡新聞まさかの「ドS」宣言にざわつく県民
今朝の静岡新聞がドS pic.twitter.com/cWKMQbJKHk
— わんぱくロボ (@wamprobo) 2014, 8月 12
朝起きてTwitterみたら静岡新聞すごいってツイートが多かったので、早速新聞みたらほんとにすごかった。 pic.twitter.com/GLT1JDtmCZ
— しろくまぱんだ (@shirokumapandac) 2014, 8月 13
『ドS』かぁ...
静岡新聞なんか今日すごい。 pic.twitter.com/EMCUHzwAI6
— さかした もも (@mmt__n0111) 2014, 8月 12
2014年8月13日の朝、静岡県民をあっと言わせたのは、地元紙・静岡新聞にでっかく載った「ドS。」の文字だった。
「そっちの意味ではない」
静岡新聞と系列放送局・静岡放送(SBS)によるこの合同広告は、一面をまるまる使って掲載された。
「ドSって......えっ、いきなり性癖暴露?」
と思いきや、すぐ下には「そっちの意味ではない」。ではどっちの意味......と読み進めると、下記のように説明されている。
「この場合の『ドS。』とは、これまでの静岡新聞SBSを超えろ、という意味だ」
「視聴率にとらわれるな。若者の新聞離れを時代のせいにするな。今の世の中で、メディアにできることはなにかを考えろ。そして実行しろ」
熱い。なんとも熱いメッセージだ。
そう、「ドS。」とは、これまでのあり方に安住せず、さらなる飛躍・変革を遂げようという、静岡新聞・SBSの力強い宣言だったのだ。別に性癖とは関係ない――
「今からちょっと興奮してしまう」(広告の最後の一言)
......やっぱりそういう性癖なのかもしれない。
このアカウントの中の人は、まったくそっちの意味の「ドS」ではありませんが、正真正銘「S」の社員で、「ドS。」を目指しています(笑)
本日の朝刊、お見逃しなく。
http://t.co/aKkYBIfUU2 #静岡新聞
— 静岡新聞デジタル編集部【@S】 (@shizushin_news) 2014, 8月 13
動画も笑える!
静岡新聞・SBSでは、ウェブ上でも「ドS。」ブランドキャンペーンサイトを開設している。
こちらでは上記の「ドS。」宣言に加え、CM動画も複数公開されているのだが、これがまたユニークだ。
そのうちの「ドS。予行演習?」篇では、銀行に押し入った強盗団が、「ネットに出てる」と繰り返しながら、相手を安心させて金を奪おうとする。しかし、それを眺めていた子供が、ある一言を――。
ネットメディアの側からするとちょっと複雑だが、どこか久米田康治的な風刺ギャグが印象的な動画だ。まさに「ドS」。
静岡新聞は以前から、みかんや茶葉を使った「新聞」など、一味違った企業広告で知られている。次はいったいどんな展開が来るのか、注目したい。