「世界の放射線量」の掲載、福島民友で始まる
2014年7月5日、福島県の地方紙・福島民友新聞が、「世界主要都市の放射線量」というコーナーの掲載を始めた、という話題がツイートされ、注目を集めた。
福島民友がなぜか今日から「世界主要都市の放射線量」の掲載を始めましたよ。さあ、福島とどっちが高いかなー(棒) pic.twitter.com/wbD2gUoHfq
— コダック@( ゚∀゚)o彡゚スタバ! (@koduck_psyduck) 2014, 7月 5
この表には、「セ-フキャスト」調べ、福島県の世界放射線量測定マップからという但し書きが入っている。
これに対して寄せられたツイートをいくつかご紹介しよう。
@koduck_psyduck 上海の毎時0.59マイクロシーベルトはずいぶん高いですね。ちょっとびっくり。
— 鈴木小太郎 (@IichiroJingu) 2014, 7月 5
■世界主要都市の放射線量について
http://t.co/P1s8o9n1Mh
《抜粋》
・上海0.59マイクロシーベルト/h
・フィンランド(タンペレ)0.59マイクロシーベルト/h
・ウクライナ(プリピャチ)0.34マイクロシーベルト/h
— NANAMI (@nanachin1990) 2014, 7月 8
ウクライナのプリピャチが0.34マイクロシーベルト。ここはチェルノブイリの隣町。原子力発電所事故によって住民が避難したため、現在は無人となっている。中国・上海とフィンランド・タンペレが0.59マイクロシーベルトとダントツで高い。
@koduck_psyduck またツッコミたくなる話題を提供してくれる福島民友ですが、上海の放射線量が比較的高い事を風化させない為にも、継続して掲載して欲しいですね(笑)
そこまで福島の各地の放射線量と並べて掲載するとか。
— s-51@あかべこ (@s__51) 2014, 7月 5
福島県内の放射線量と並べて比較できたらいい、という突っ込みに対して、早速、同紙に掲載されていた県内各地の放射線量の表がツイートされた。
先程の世界主要都市の放射線量の斜め下に掲載されている昨日の県内各地の放射線量、時間ごとの数値。ただし双葉郡の
数値は別途記載。 pic.twitter.com/9BAGU2ZaNF
— コダック@( ゚∀゚)o彡゚スタバ! (@koduck_psyduck) 2014, 7月 5
掲載されている中で一番高いのは福島市の0.26マイクロシーベルト。最も低いのは南会津の0.04マイクロシーベルトだ。
同紙の記事には、次のような記載がある。
「世界主要都市の放射線量」は、県内各地の線量と比較できる数値として本日から随時掲載します。