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許せない! 燕市の公園に多数の「捨てハムスター」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.07.03 17:30
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新潟県長岡市にある「新潟県動物愛護センター」がハムスターの飼い主を募集している。

自治体の動物愛護センターが保護する動物は、ペットの圧倒的多数を占める犬と猫に通常限られる。ハムスターと聞いて意外に思う人もいるだろう。

写真はイメージです(Dakinyさん撮影、Flickrより)
ハムスター

ハムスターたちは2014年6月23日の朝、燕市内の公園「吉田ふれあい広場」に遺棄されていた。9個のプラスチックケースに25匹のジャンガリアンハムスターが入っており、発見時には3匹が亡くなっていた。
警察の委託を受け同センターが保護しているのは、成体8匹(オス3匹、メス5匹、うち3匹は妊娠中)と幼体14匹(オス7匹、メス7匹)。

7月1日現在、幼体5匹(オス3匹、メス2匹)の譲渡が決まっているが、残り17匹を飼ってくれる人を今も待っている。

見捨てられたハムスターを飼いたい人は、同センターに直接電話で問い合わせること。1匹1ケージで飼育することが譲受の条件となる。

動物を遺棄したら100万円以下の罰金!

「ねずみ算」「ねずみ講」という言葉があるようにハムスターの繁殖力は非常に強い。2週間から1カ月の妊娠期間の後平均で8~10匹前後を産む。寿命は2~3年。
飼い主の責任は動物愛護法に規定されているけれども、ペットの特性を知り、終生大切に育てることは法律以前の問題だ。

遺棄した者は100万円以下の罰金、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者も同様で、みだりに殺したり傷つけたりした者は2年以下の懲役または200万円以下の罰金にそれぞれ処せられる。

このニュースに接したネットユーザーの多くが憤りを感じている。また、ハムスターの殺処分は行われず、新しい飼い主が見つかるまでセンターが管理することに、安堵する声が寄せられている。

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