埼玉県民「お前埼玉県民か?」エセ県民「うん」→「偽者だ!連行しろ!」
個性がないと言われ続けてきた埼玉県だが、2001年にさいたま市が誕生してから風向きが変わりつつある。核となる大都市ができたことで住民は自信をもち、さいたまスーパーアリーナや鉄道博物館のような新名所も生まれた。新旧住民の融合は進み「県民共通意識」が育まれつつある。人種のるつぼであるアメリカがそうであるように、歴史の新しい土地ほど住民の地域愛は高いものだ。
2014年3月12日付の記事「埼玉県民を見破る簡単な方法...」を覚えている方もいるだろう。県民なら必ず知っているCMソングやキャッチフレーズ、グルメなどに反応するかという内容だったが、編集部が予想した以上の反響があった。
「...越生と毛呂山と男衾、読めるよね」
あれから3カ月が経過したが、より洗練された判別方法が開発され話題を呼んでいる。Twitterで最近人気の「エセ○○県民」シリーズだ。その中からとくに秀逸と思われるものを紹介しよう。
埼玉県民A「お前埼玉県民か?」
エセ県民「うん」
埼玉県民B「嵐山くらい読めるよね」
エセ県民「あらしやま、でしょ?」
埼玉県民A「...越生と毛呂山と男衾、読めるよね」
エセ県民「あっあっ」
埼玉県民B「ぽんぽこマウンテンにでも連れていけ」
— 踏んだり蹴ったりな野田沢千秋 (@nodazawachiaki) 2014, 6月 18
1つ目は、東武東上線沿線の住民なら答えられる問いかけ。嵐山は「らんざん」、越生は「おごせ」、毛呂山は「もろやま」、男衾は「おぶすま」。全て町名または駅名になっている。
エセ埼玉県民「生まれも育ちも埼玉県民です」
埼玉県民「給食のパンでさぁ?」
エセ埼玉県民「あ!メロンパンですよね!おいしかったですよね!」
埼玉県民「さきたまライスボールだろうが、殺せ」 pic.twitter.com/6tAWijtwDL
— そーぶ (@sobu_mini4wd) 2014, 6月 18
相手が若者なら上記の質問も有効だ。県産米が原料のパン「さきたまライスボール」は、2003年ころから県内の公立小中学校の給食に提供されている。
「埼玉県産で有名なものといえば?」
埼玉県民「お前埼玉県民か?」
エセ埼玉県民「はい」
埼玉県民「では胸をもませてもらおう」
エセ埼玉県民「やめてください!セクハラです!」
埼玉県民「もめる胸があるのか、ニセモノめ、連れて行け」
— くろあ☆ロリ百合幼女♪ (@kuloalice) 2014, 6月 18
エルシーラブコスメティックが実施した「都道府県バストサイズ調査」によると、埼玉県は全国で唯一平均サイズがAカップだった(2013年12月24日付記事参照)。つまり揉むほどのない貧乳揃いということか......。ただし相手と場所とタイミングはくれぐれも慎重に。
埼玉県民「君は埼玉県民か?」
エセ埼玉県民「そうだよ!」
埼玉県民「埼玉県産で有名なものといえば?」
エセ埼玉県民「えーっと...アレだよね、アレ...ちょっと待って...喉まで出かかってるんだけど...」
埼玉県民「そんなものはない。連れていけ」
— Sumi子・太陽のお祭り (@SKBsu) June 18, 2014
2012年の農業産出額は2012億円で全国18位。都市近郊農業の典型で野菜の産地となっているがこれといった名産物がない(と地元民は思い込んでいる)。かろうじて狭山茶が挙がるくらいか。
ちなみに、「名産」ネタでは逆バージョンも。
埼玉県民「君は埼玉県民か?」
エセ埼玉県民「そうだよ」
埼玉県民「埼玉県産で有名なものといえば?」
エセ埼玉県民「草加煎餅、深谷ネギ、狭山茶、川越のさつま芋、さきたま古墳群、加須の鯉のぼり、岩槻の人形、あと生産量が多いならくわいとかもあるよねあと」
埼玉県民「あったんだ」
— かのじはマンボ沼に堕ちかけ (@knj_pxd) 2014, 6月 18