14年連続全国最少! 新潟の子どもに虫歯がいない凄い理由
地道な県民性が実を結んだ?
2008年には全国に先駆けて「歯科保健推進条例」を実施した。歯の健康は全身の健康、そして長寿につながるという考え方のもと、未成年だけでなく成人に対しても定期的な歯科検診や歯磨き、フッ素洗口の励行を促している。また市町村に対しては歯科保健計画の策定とその実施等を求めている。
歯の健康先進県である新潟。県挙げての取り組みが実を結んだ背景には、地道な努力を厭わない県民性があるとしばしば指摘される。フッ素洗口や歯磨き励行だけでなく、日頃の食生活も気を配らないと達成できない記録だろう。なかなかマネできることではないが、その地位を脅かす県が出てくる日はくるのだろうか。