14年連続全国最少! 新潟の子どもに虫歯がいない凄い理由
フッ素洗口を積極的に導入
虫歯予防の有力な手段としてフッ素水でうがいをするフッ素洗口がある。その安全性を不安視する声も根強いが、1970年から弥彦村の小学校でスタートし、その後市町村事業として各地に広まっていった。現在、保育園・幼稚園で65%、小学校で67.4%が実施している。
虫歯予防には食後の歯磨きも有効だ。給食後の歯磨きは90%以上の保育園や学校で実施している。同県における歯ブラシの購入額の高さは全国有数で、1994年に全県庁所在地中の2位、2000年に1位となり、その後も上位にランクインしている(2013年10月1日の記事「虫歯が全国一少ない「新潟県」 秘密を握る「あるモノの売り上げ」とは?」参照)。