黄身を箸でつまんでも破れない！ 注目「本宮烏骨鶏の卵」

濃い黄身の色と弾力が旨みの証

福島県本宮市の烏骨鶏は、平成6年から高齢者の生きがい対策で絶好調の街を作ろうということで始められました。栄養価の高いエサを与えて卵に栄養を移行しているのが特徴で、地元のビール酵母のエサを与えて美しい卵を産ませています。

本宮烏骨鶏は、1年に70～80個卵を産みますが、これは普通の鶏の1/5で大変貴重な卵と言えます。良質なアミノ酸とうまみ成分のグルタミンが豊富で、箸でつまんでも崩れない弾力と濃い黄身の色は旨みが凝縮している証だそうです。

市内の「一二三食堂」で味わえるのは、本宮烏骨鶏の親子丼。噛み応えのある弾力ある肉と濃厚でしっとりの卵が好評です。また、お菓子屋さんでも本宮烏骨鶏の卵は使用されており、焼き菓子やプリン、どらやきなども販売されています。

お客さんも「コクが違って味が上品。シフォンケーキも気泡に香りが詰まっていてきめが細かくて美味しい」と話していました。（ライター：Jessy）