大河効果で福岡が「官兵衛だらけ」
2014.01.28 20:12
[めんたいワイド - 福岡放送] 2014年1月20日の放送では、いたるところで官兵衛がブームになっている現状が紹介されました。
官兵衛ゆかりの地と書かれたのぼりが、福岡空港や街の工事現場に下げられ、高速のサービスエリアにも官兵衛コーナーが特設されています。
また、コンビニ弁当やお土産品にまで「官兵衛限定商品」が登場し、そこでしか手に入らない限定アイテムが多く取り扱われています。アイテムの多くは、雰囲気を出してブームに乗り福岡を盛り上げようという目的で、たくさんの販売商品が誕生しているとの事です。
「福岡黒田武将隊」もかつての城下町だった唐人町商店街に昨年結成され、お店ごとに官兵衛にまつわる商品を販売しています。
姫路から官兵衛についてきた日本酒
官兵衛が隠居してから名乗った「如水」をそのまま清酒の商品名として販売している、石蔵酒造という地元企業があります。石蔵家はもともと姫路の出身で、官兵衛が姫路から福岡にわたってきた際、同行して博多で商いを始めたという深い縁があるのだとか。
また、やはり「如水」の名をそのまま企業名にしている福岡の有名菓子店「如水庵」がありますが、こちらは比較的新しく、先代社長と現社長が黒田官兵衛に惚れこんで付けたものです。
社長自ら黒田家へ出向き、直々に頂いた瓦がありその形を最中にしてしまったというほどのほれ込み様です。
黒田官兵衛バスツアーも登場
このほか、黒田官兵衛ゆかりの地を美人ガイドと廻るバスツアーも3月末まで実施されています。
官兵衛の別荘であった「友泉亭公園」も組み込まれて、とても人気があるとこのことです。(ライター・大分のがんばるしゅふ)