ハウステンボスのイルミネーションがすごくなっている理由
「100万本」「1000万球」で目を引く
人目を引くために、同じバラ園でも「100万本」「アジア最大級」という分かりやすいキャッチフレーズを入れ、人目を引くようにした。これが、バブル期に建設した「本物度」の高い建物や街路、運河と組み合わされることで効果があがったようだ。
「イベントの成否や来場者のニーズ」が肌身に感じやすくなることもあり、イベントの設営は専門業者に丸投げではなく、本社の社員も手伝って場内で接客もしている。
来年3月末まで「光の王国」と題し、1000万球を超える世界最大級のイルミネーションを展開している。これが12月11日の昼のバラエティ番組で紹介されると、ツイッターには投稿が殺到した。
「ハウステンボスよ、いつからそんなにハイスペックになった??」
という声も見られる。本当はできる力があるのに、自分たちの「こだわり」で限界を設けている会社は少なくないのではないか。