くまモンの認知度 30代女性で100%に
関東1都3県に居住する20~69歳の男女を対象に「ゆるキャラ」に関するアンケートを実施したところ、熊本県のご当地キャラ・くまモンの認知度が30代女性で100%だったという。
クロス・マーケティングが実施したインターネット調査結果による。全世代男女合計の結果でも、くまモンが96.9%とトップ。2位は今年躍進したふなっしー(千葉県船橋市)が91.2%となった。
3位以下には、せんとくん(2011年より奈良県のマスコット)、ひこにゃん(滋賀県彦根市)、バリィさん(愛媛県今治市)が続く。
目につくのは、若い女性におけるゆるキャラの認知度の高さ。バリィさんの認知度は60代男性ではわずか13.3%にすぎないが、20代・30代女性はいずれも70%を超えている。
地方自治体がゆるキャラを観光PRなどに活用することについて、「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた人も、20代女性では90.0%にのぼり、「どちらともいえない」8.7%を加えると否定的な意見はほぼないことになる。
なお、調査サンプル1500件は、「ゆるキャラ」というワードを認知している人のみを抽出している。