料理の万能選手「まこも」 三重・菰野町が売り出し中
料理の万能選手で食物繊維も豊富
そんなまこもを知ってもらおうと、六本木ヒルズのそばにあるレストランで2013年10月12日、「菰野まこもナイト in 六本木」が開かれました。参加予定者の200人を上回る多くの人出で賑わい、まこもを使った料理を楽しみました。
豊富な種類の料理が紹介された「まこもナイト」。たくさんの参加者を出迎えた菰野町長・石原正敬さんにお話を伺いました。
――まこもを知らない人って、まだ全国で多いですよね
「そうですね。それは厳然たる事実です」
――まこもの葉は、意外なものに使われるそうですね
「菰樽(こもだる)とかですね。あと、神社にある丸い座布団もマコモで作っています。古事記や日本書紀にまこもは出てきますし、日本古来より伝わる植物だと思います」
まこもナイトでは、菰野町の地酒の入った「菰樽」の鏡割りと乾杯の後、まこも料理とともに町の特産品が登場。厳選されたメスの豚だけを使用した「御在所山麓豚」、三重県のあんしん食材に指定された「田光米(たびかまい)」がふるまわれました。
湯の山温泉の女将たちの会「きらら」が企画したオリジナル商品「まこもだま」(飴)や「キララポンポン水」(サイダー)も好評。菰野町自慢の味が満喫できるイベントでした。