寿司を食べるとき、「醤油」をどうやってつけるか。ひっくり返してネタにつける、という人もいれば、そのままシャリにつける、という人もいる。いったんネタを外して、という人もいるし、ガリを刷毛代わりに――なんて通もいるという。 語りだすと収拾がつかなくなるこのテーマを、Jタウン研究所ではアンケート調査してみた(2015年11月25日~12月21日、総投票数551票)。 結果、圧倒的なマジョリティーとなったのは――。 思った以上に差がついた! Jタウンネット調べ 得票率、実に64.7%。トップに輝いたのが、「ひっくり返してネタにつける」派だ。多いだろうとは思っていたが、その数は実に3分の2近く、これが国会なら憲法が改正されてしまうレベルである。 ユーザーから寄せられた反響も、 「舌にネタが当たるようにひっくり返して食うんだぞ 回転寿し行くとシャリを下にしてるにわかばっかで優越感に浸ってる」 「ひっくり返してネタに付けて、ネタを下向きにしたまま口内に入れて食べる。是以外の食べ方が有るのか?」 などなど、「ひっくり返す」こそ正統!という声が多数見られた。そのメリットを要約すると、 ・シャリが崩れない ・ひっくり返したまま口に入れることで、舌にネタが触れて味を感じやすい といったところ。難点としては、箸で食べるときに少々コツがいることくらいか。 わずか13.6%しかいなかった「シャリ派」 ショックだったのは、「ひっくり返す」派と並ぶ二大勢力と予想していた「シャリ」派が、わずか13.6%に終わったことだ。何を隠そう、記者もシャリ派。確かに小皿に米粒が崩れる難はあるが、醤油を吸ったシャリはシャリでなかなか味があると思っていたのに......。 少数派だった「シャリにつける」派 もっとも、こんな声もある。 「真の寿司フリークスはシャリに醤油をつけて ネタを下にして口に放り込む 素材の味がよくわかる 元々、酢飯にしたのも殺菌効果を期待しているからだ 酢飯に醤油をかけて酸味をまろやかにする それが本来の醤油の役目」 いったん外すのは人目が気になる? 「ネタをいったん外して醤油をつける」派は、8.2%で3位に食い込んだ。この方法なら、ひっくり返すのが難しい、という人でも安定してネタに味を付けられる。見た目がちょっと悪いので、お店ではあまりしない、という声も目立ったが......。 この路線で、さらにひと手間加えるという人も。 「ネタを剥がして醤油皿に移してひたひたに浸す 更にネタを箸でついて穴を開けて醤油をなじませる ネタをシャリに戻す 周りに白い目で見られるけどマジオススメ」 「ネタをシャリから剥がして、内側だけに煮切り醤油つけてもう一回シャリの上に戻す おかしいのはわかってるけどどうしてもやめられない」 ガリで塗る派、こんなに多いの!? 最近では、回転寿司などを中心に対応店舗も増えている「直接かける」派は5.1%。これに続いたのが、「ガリを使って塗る」派の4.3%だ。いわゆる「通」の食べ方としては知っていたが、なんと25人に1人の割合でこの派閥が存在することになる。結構多いぞ食通。 画像はイメージです(Jun OHWADAさん撮影、Flickrより) なお、全国ではわずか0.8%だった「刷毛を使って塗る」派だが、大阪では9.8%の支持を集めた。元々このスタイルは大衆向けの屋台を中心に広く行われていたが、その後大阪の一部店舗だけに残ったものだという。今回の調査結果はほとんど地域差がなかったが、ここだけはご当地の特色が出た形だ。 さて、あなたの食べ方は多数派だっただろうか、それともマイナーな少数派だっただろうか。もちろんこの結果が出たところで、争いは絶えることはなさそうだが、ここはあえて一人のユーザーからの投稿で締めくくりたい。 「寿司屋の親父が言ってた。金出すのは客なんだから好きなように食えばいい そう育った俺は一連の食べ方は知ってはいるがあえて適当に食べてる」