「いつか行ってみたい。でも、いつでも行けるからなぁ」と思って、なかなか足をのばせないスポットがある。記者(20代、東京出身)にとって、東京・大森の「ダイシン百貨店」はそのひとつだった。百貨店と名づけられているが、高級ブランドばかりの敷居が高い店ではない。地元に愛される総合スーパーだ。
建物横の看板(以下、2016年5月10日撮影)
そんなダイシン百貨店が、2016年5月8日で閉店してしまった。ついぞ閉店前に訪問することはできなかったが、少しでも雰囲気をつかみたいと思い、跡地を見てくることにした。