2016年は大田区にとっては転機の年になるかもしれない。というのも、大田区が1987年から調査・計画を進めている「蒲蒲線」が建設されるかどうかが決まるためだ。
JR蒲田駅と京急蒲田駅を繋ぐ約800mの蒲蒲線が開通すると、副都心線や東急東上線などを介し、東京西部や埼玉県と羽田を繋ぐことが出来る。海外からの旅行者が増え続けているため、空港と都内を繋ぐルートを増やすことで大きな経済効果を見込めると、大田区は大きな関心を寄せている。
今回、記者が実際に蒲田へ赴き、現在の姿を眺めながら、未来の変化を考えてみたい。