カステラの真のルーツ!? 400年の歴史を誇る平戸銘菓「カスドース」とは
2015.10.04 11:00
長崎を代表する銘菓「カステラ」。ふんわりとした食感と、卵本来の味を感じさせるシンプルな甘さが特徴で、子どもから大人まで幅広い層に愛されるスイーツだ。
だが、そんなカステラを「出来損ない」だと主張する人たちがいる。同じ長崎県のなかでも、最北西に位置する平戸島の住民たちだ。
2ちゃんねるに立った「長崎人『カステラはポルトガルから教えてもらった』ポルトガル『そんな菓子知らんけど...』」というスレッドでは、平戸市民とみられるユーザーが以下のような説を提唱している。
「カステラは平戸の銘菓『カスドース』の出来損ないにほかならない。カスドースを作ろうとした長崎人が、どうしても真似できなくて、作りかけをやけくそで売りだしたのがカステラ」
はたして、この主張は正しいのだろうか。そして、カステラの「完成形」といわれる、平戸のご当地銘菓「カスドース」の正体とは――。