「すぐにげて!」「つなみ!にげて!」...NHKの津波警告、背景には過去の震災からの教訓が
2016.11.22 16:50
2016年11月22日5時59分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震があり、最大震度5弱を観測した。直後に津波警報も発せられ、東日本大震災の記憶がよみがえるが、随所で当時の経験が活かされている。
そのうちのひとつが「やさしい日本語」だ。平易な表現や文構造、振り仮名などを用いて子どもや外国人にもわかりやすくした日本語のことで、災害時に大きな役割を果たす。
今回の津波警報で、NHKはやさしい日本語に対応したテロップを流し続けた。NHKは普段から「NHK NEWS WEB EASY」で小学生・中学生や日本に住んでいる外国人に向けてわかりやすい言葉でニュースを伝える取り組みをしている。