「すぐにげて!」「つなみ!にげて!」...NHKの津波警告、背景には過去の震災からの教訓が
「阪神淡路大震災から20年の時を経て普及」
このNHKの緊迫した報道を受け、その痛烈なメッセージに「ただ事じゃない」と感じた人も多いようだ。
NHKの津波警報が尋常じゃない。すごく分かりやすい。「すぐにげて!」 pic.twitter.com/usHRd6t9Il
— コクブカメラ (@kokubucamera) 2016年11月21日
幸いにも津波による大きな被害はなく、気象庁は岩手県から茨城県の沿岸に出していた津波注意報を12時50分にすべて解除した。
NHKのやさしい日本語の取り組みに対し、ツイッターでは感嘆の声が上がっている。
もし津波がしょぼかったり こなくても 報道を絶対批判しちゃだめだぞ! 3.11の時の事で学んで
— シャケーザ@12月4日駒込ワイワイホール (@youkaininngenn) 2016年11月21日
すぐにげて! とわかりやすく表示したり凄くしっかりやってると思う!
とにかく避難するに越したことはないのです!命大事にガンガン避難してください
「津波到達まであと1分前後」、みたいな表記しか考え付かないオタクにとってやはり「すぐにげて!」の現実の圧倒的演出力すごい、NHKすごいとしか言いようがないんだよな
— 豊井 (@1041uuu) 2016年11月21日
阪神淡路大震災のときから20年以上の時を経て、「やさしい日本語」が普及してきたみたい。日本語母語話者じゃない人にも子どもにも分かりやすいよね。 pic.twitter.com/3tHiqDzQwc
— あもすん。 (@adastra_kobe) 2016年11月22日
1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では、多くの外国人も被害を受けた。なかには日本語も英語もままならぬ人もおり、災害や避難情報を伝えるために生まれたのが「やさしい日本語」なのだ。