読んで生き残れ! 都のパンフ「東京防災」は大震災からミサイル、核攻撃にまで対応の超充実仕様
2015.09.02 17:00
東京は人口と域内総生産がともに世界トップクラスの都市圏だが、その繁栄は災害の脅威に常にさらされている。スイスの再保険会社スイス・リーが2013年にまとめた「自然災害リスクの高い都市ランキング」で、東京・横浜は世界1位だった。
首都直下型地震、河川洪水・土砂崩れ、富士山噴火の火山灰、対処の難しい伝染病の流行――。これらの事態に東京が遭えば、ニューヨークの約2.5倍の人口密度があるだけに、大変な被害が出ることは間違いない。
危機的状況に陥ったとき、市民一人ひとりがどう行動すべきか。東京都は災害時のマニュアル「東京防災」を発行した。
メモ欄を含め323ページあるが、冗長なところは1つもない。「ガチすぎてファッ!?ってなった」「東京が壊滅した時の最終マニュアルだこれ」といった声がツイッターなどで相次いでいる。