電車内での食事はマナー違反? 都道府県別調査は意外な結果に...
日本民営鉄道協会が発表した「2013年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング」によると、迷惑行為の総合1位は「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」(35.3%)だった。
得票率9.9%で13位だったのが、「混雑した車内での飲み食い」だ。
車内での飲み食い、あなたはアリだろうか、ナシだろうか。
Jタウンネットでは2014年11月6日~28日の23日間、「電車の中で『食事』...アリ?ナシ?」というテーマでアンケートを実施したところ、延べ1437人に回答いただいた。
全国集計から見てみると、「ナシ」の53.2%が「アリ」の46.8%を若干上回った。
「ナシ」の得票率が高かった都道府県は、首都圏や名古屋、大阪・神戸、札幌、福岡など大都市のあるところが多い。
一方で「アリ」ゾーンは、東北・甲信越北陸の日本海側、愛知を除く東海、中国、四国の西半分、九州中部にかけて存在する。
駅弁の激戦区だったり、県内を走る路線にオールロングシート車両が少なかったり、在来線特急のニーズが高いところだ。
車内のトイレ設置の有無も影響しているのではないか。短距離を除くJR車両にはたいていトイレがある。食事中または食後に便意を催しがちな人にとって、いざというとき便所に駆け込める安心感は大きい。こうした余裕があるから車内で食事をとる人もいるだろう。