高級食材として日本中に知られている魚のフグ。身に弾力があるため、刺身は透けるほど薄切りにされる。ふぐ鍋(フグチリ)にするときは厚切りにしてもおいしい。関西地方では「てっちり」と呼ばれる。
フグの本場として有名なのが山口県下関市だ。日本で水揚げされる天然ふぐの約8割が集まるといわれ、県魚にも指定されている。
フグの旬の季節は冬で、11月~3月頃といわれる。とくに2月はフグの身と白子が美味。
「高級店の料理は手が出ないけれど、気軽にフグを味わう手立てはないものか」。そう考えていた筆者が偶然遭遇した珍フードが「ふぐの骨せんべい」だった。
ふぐの骨せんべい(編集部撮影)