<東京暮らし(2)>「モネ それからの100年」展
2018.07.31 17:00
<文 中島早苗(東京新聞情報紙「暮らすめいと」編集長)>
今月は東京都心からもほど近い、横浜美術館で開催されている美術展「モネ それからの100年」(9月24日まで)を見に行って来た。
主催は私が編集している情報紙「暮らすめいと」の発行元、東京新聞ほかで、本紙面でも告知を何回かにわたり掲載している。
日本人が大好きなクロード・モネは、美術展が繰り返し開催されてきたし、国内の美術館で作品の幾つかを見ることができるが、今回のモネ展はテーマがちょっとおもしろい。モネが初期から晩年に描いた絵画25点と共に、20世紀及び現在活躍中の国内外の代表的アーティスト26人の作品を展示。モネの革新性と、その後のアーティストに与えた影響、時代や地域、ジャンルを超えたつながりを見出すというのがそのテーマである。