中学の地理の時間、「兵庫県明石市には日本の標準時子午線が通っている」と先生から言われた記憶がある人も少なくないだろう。筆者には期末考査に出ていた記憶もおぼろげながらあり、「日本の時間の基準」と言えば兵庫県明石市のイメージは強い。
ところが、時間を「作っている」のは、兵庫県明石市ではなく、なんと東京都小金井市の情報通信研究機構(NICT)という組織。そもそも時間を「作る」とは何なのかよく分からないところだが、一体どういうことなのだろうか。
日本標準時を作る立場で、「今何時?」「そうね、大体ね...」とはいかない(画像はイメージ)