そびえたつ天守閣ソープ...千葉市のど真ん中、斜陽の歓楽街「栄町」を歩く
戦前は軍都として栄えた千葉市は、高度成長期に重工業と東京のベッドタウンとして発展を続け、1992年に全国で12番目の政令指定都市となった。
千葉市でも東京に近い幕張新都心は超高層ビルや巨大商業施設が進出する一方で、市中心部の繁華街は客足が遠いている(参照:「俺ガイル」の聖地、千葉パルコの閉店が決まる...)。
往事の繁栄を伝える建物を求めて、一帯を探検したJタウンネット編集部。すると天守閣のような建物が目に飛び込んできた。「これは――千葉城か!?」と思って近づく。看板には「あんみつ姫」の文字。なんとソープランドだった。
あんみつ姫は千葉モノレール栄町駅と目と鼻の先にあり、千葉駅からも徒歩10分以内で行ける。公式サイトにアップされている店内の様子は和テイストだが、かなりけばけばしい。
栄町はソープランドが35~40店舗ほど営業する一大風俗街だ。首都圏では東京・吉原と川崎・堀の内に次ぐ規模を誇る。
栄町駅の目の前に建つ「英国館」も日本の城を模している。1階部分は風俗店だったらしいが、現在、正面入口は閉鎖されている。2階以上は「ビジネスマンション大老」という一泊から利用できる施設になっているようで、iタウンページに登録がある。