念願の田舎暮らし、でもヨソ者扱いで「仲間外れ」に... あの時、どうすればよかった?【ご近所トラブル大賞2018】

2019年1月 5日 17:00

現役のお坊さんが迎えてくれる東京・四谷「坊主バー」。Jタウンネット編集部は、「実録!ご近所トラブル」のエピソードを持ち込み、浄土真宗本願寺派僧侶でこのバー店主でもある藤岡善信さんと一緒に振り返ってきた。

今回は、多くの人が憧れる「島暮らし」のトラブルだ。

藤岡善信さん(Jタウンネット撮影)
藤岡善信さん(Jタウンネット撮影)

楽しいはずの島暮らしが一変

「楽しいはずの『島暮らし』がある一言で激変...最後まで解決できませんでした」(都道府県不明・30代女性)

7月16日に公開したこちらの記事は、Xさん(30代女性)が子どものころ、父親の仕事の都合で引っ越した先で体験したご近所トラブルだ。

親切心からでもすれ違うとトラブルに(画像はイメージ)
親切心からでもすれ違うとトラブルに(画像はイメージ)

小学生のとき、コンビニもないとある島に住んでいたという。都会暮らしの両親は、田舎のご近所付き合いに戸惑い、「玄関のベルを押さずに勝手に縁側から自宅に入ってくる」「欲しくもない食べきれないほどの野菜を大量に、しかも頻繁に持ってくる」「島の行事に強制参加」といったことに耐えられなくなった。

ある日、「やめてほしい」とちょっと言ったことがきっかけで、「これだからよそ者は」と仲間外れのような扱いを受けることに。Xさんも学校でも一人ぼっちになり、「郷に入っては郷に従え」の言葉通りにしたほうが良い場合もあることを実体験で学んだという。

僧侶からの言葉――生きるというのは、「自分を持つ」というよりも「自分を捨てる」こと

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初めは島の方々に歓迎されていたんですね。子どもの頃に巻き込まれてしまい、つらい目に会われましたね。

まさに、「郷に入っては郷に従え」。人とのお付き合いは、どんなことでも一度「受け入れる」ことが大切です。

生きるというのは、「自分を持つ」というよりも「自分を捨てる・なくしていく」こと。そういう修行の場所だと思っています。

いかにして自我というものをなくすか。その上で「自分」というのが生まれてくる。この投稿の場合、島の方々とある程度の人間関係が築けて馴染んだ上で、自分を出していけたら、何を言っても許される環境がつくれたのかもしれません。人間関係にはそういう一面もあります。

それができあがる前に自分を出してしまうから、「ナンダ?おかしい人だな」となってしまったのかもしれませんね。

とにかく、先に相手を受け入れることが大切。例えば、仏教の修行のひとつに「乞食行(こつじきぎょう)というものがあり、お布施でいただいたものは、どんなものでも忖度せずに有り難くいただきます。すべて受け入れ、生きる。それが徹底されるとどんな世界でも楽に生きられるというものです。
(浄土真宗本願寺派僧侶、四谷「坊主バー」店主 藤岡善信 談)

坊主バー
http://vowz-bar.com/
住所:東京都新宿区荒木町6番地AGビル2階
電話:03-3353-1032
ツイッター 四谷 坊主バー(@yotsuya_vowzbar)

「いつでも開かれたお寺」をコンセプトにしたカジュアルでアットホームなバー。現役の僧侶の話に耳をかたむけ、人生を語り合うひとときを過ごしたいと、世界中から客が訪れる。1日2度ほどお経の時間がある。オリジナルカクテルもあり、ハブ酒が入った「愛欲地獄」(800円)は、お坊さんがシェイカーを振って出してくれる。

「愛欲地獄」をシェイク!
「愛欲地獄」をシェイク!

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