「ウマ娘」効果で再ブレイク? 御宿で余生を送る「負け組の星」ハルウララに注目
「ハルウララ」という名を懐かしく思い出す人も多いだろう。
連戦連敗があまりに続いたため、かえって人気となり、一大ブームを巻き起こした競走馬だ。
1998年11月、高知競馬に初出走以来、2004年8月までに、なんと113連敗を続けた。「負け組の星」として全国的に知られ、ハルウララの単勝馬券は、「リストラ防止になる」「当たらないから交通安全のお守りになる」などと、飛ぶように売れたそうだ。
2004年3月、106戦目のレースでは、中央競馬の武豊騎手が騎乗して出走し、大きな話題となったが、相変わらず勝てなかった。しかし、高知競馬場には約1万3000人が入場し、馬券売上も史上最高額を更新したという。
そのハルウララについて、2021年3月14日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。
天気良し!
— うやの(@uyakko) March 14, 2021
ハルウララちゃん、会いに来ました。 pic.twitter.com/TbtQBN1o2l
写真は、千葉県御宿町の牧場で余生を送るハルウララだ。「ハルウララちゃん、会いに来ました」というコメントが添えられている。「うやの」(@uyakko)さんが投稿したこのツイートには、2万6000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散している(3月16日昼現在)。
ツイッターユーザーからは、「ハルウララさーん!お元気そうでよかった! by高知県民」「元気そうでなにより」などといった声が数多く寄せられている。
Jタウンネット記者は、投稿主の「うやの」さんと、御宿町の牧場「マーサファーム」に取材した。