「なぜメディアは料理の代金を払わないのか」 カフェ店主の問題提起に反響...何があった?本人に真意を聞いた
「撮影した料理で商売するのに原価分すら払わないのはなんで?」。
これは、秋田市の飲食店「Cafe&Kitchen ふわりずむ」のオーナーが2020年6月17日、ツイッターに投稿した一文。取材時に飲食代を支払わない一部メディアの姿勢に疑問を投げかける内容だ。
冒頭の問いかけと同じツイートで、オーナーはこうも訴える。
「TVや新聞は言わなくても撮影した料理に支払いして帰る
秋田の雑誌やウェブサイトは当たり前のように支払わないで帰る
経費で落とせばいいのになんで?」
投稿によれば、同じメディアでも、取材した料理の代金を払う・払わないの姿勢は異なるという。こうした状況を説明したうえで、オーナーは、
「次から食べ物に関してはお金を払わない取材は拒否します(中略)学生が百円玉かき集めて食いにくるのにダメだよ」
ときっぱり宣言している。
こうした問題提起に対し、ツイッターでは「これ本当に謎で、これだから地元誌の取材は受けたくないんだよね」「食べ物への対価としてお金払うのは当たり前」と、共感するコメントが多く寄せられた。
ツイートの真意や背景を聞くため、Jタウンネットは18日、Cafe&Kitchen ふわりずむのオーナーである小玉直史さん(35)を取材した。