「宿題やりたくない」「しねばいいさ」「えっ」 庄内地方ではこれが普通の会話らしい
2020.05.25 06:00
2020年5月18日、Jタウンネット編集部宛に、山形県庄内地方の読者から、こんな投稿があった。
庄内地方には、「しねばいい」という方言があるというのだ。
「一般的な聞こえ方は、『死んでしまえばいいのに』って聞こえると思います。
ですが、庄内地方では、『しなければいいのにねぇ』という、『やらやければよかった』という後悔や、『するべきではない』という戒めや引き止めなどの注意の意味合いだったりします。
する、という動詞が、すっ時(どぎ、と読みます)、しね(しないという意味)、せぇ(しなさい、という命令型)、すんな(やめなさい、という命令型)などの変化をみせる、我が地方。
時々自ら発してる言葉に、はっとして、今の言葉をよその地方の人が聞いたらビックリするほど物騒な言葉だな、と思うことがあります」
Jタウンネット編集部は、さっそく庄内地方の主要都市、酒田市役所に電話で問い合わせてみた。
社会教育文化課の担当者は、「たしかに『しねばいい』ってよく言いますね」と苦笑しながら答えた。「年配の人はよく使うみたいですが、最近の若い人はどうですかね」
詳しくは、酒田市立資料館に聞いてみては...、ということで、資料館に詳しい話を聞くことにした。