名古屋人は「芸を見る目」が肥えている? イベントの名古屋飛ばし、逆に考えてみると...

2019年5月13日 06:00

芸能イベントや興行が名古屋に来てくれないという「名古屋飛ばし」の問題、これまで様々なジャンルで読者の実体験を投稿いただいた。

会場の不足、動員が見込めないなどの理由が推測されるが、逆に名古屋が「ヒットするか否か」の試金石だった時代もあった――そんな興味深い投稿をいただいた。

ノリが悪いのは、見る目が肥えているから?

投稿は、愛知育ちで現在は他府県にお住まいの、40代男性の方から。

母から、「かつて昔は映画やコンサートの皮切りは名古屋だった事が多い。」「名古屋で成功すれば全国でもイケるよっていう物差しにされた時代があったんだよ。」って聞いた事があります。真偽の程はわかりませんが、それを聞いた時ちょっと誇らしく思えました。

名古屋での興行が、全国でヒットするか否かの試金石だった時代があったという(urasimaruさん撮影、Flickrより)
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この投稿はかなり示唆に富んだものだ。名古屋でヒットすれば全国でも当たる――逆説的だが、それだけ名古屋人の見る目が肥えており、芸能に向ける目線も厳しい、という考え方もあるわけだ。

かつて、といっても江戸時代の昔だが、京都と江戸の興行をともに観られるのが名古屋だったので、名古屋人の見る目が肥えて、大いに名古屋の芸能が栄えたという逸話もある。

ちょっとやそっとのレベルの芸にはお金を払おうとしない。であれば、これまで本サイトに投稿されてきた、名古屋で客が集まらない、観客のノリが悪いという話 もそれだけ目が肥えていることの証左、なのではないだろうか。

そのような名古屋のよく言えば目の肥えた、悪く言えば腰が重く保守的な姿勢は、ともすれば客が入らない、儲からないとなり、中央の芸能界に敬遠されて現在の名古屋飛ばしという揶揄につながったのかもしれない。

実際、関東と関西の中間にあるがゆえ、本当に興味のある催しには積極的に遠征する名古屋人も少なくない。「ノリが悪い」「センスがない」といった批判も、名古屋の見る目が肥えているがゆえのやっかみ、くらいに受け止めるべきかもしれない。

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