貯金しないとカレンダーが進まない 100年前のアイデア商品「帝國安心貯金箱」がよくできてる
貯金箱にお金を貯めようと思っても、「自販機でジュース買うしな」とか「紙幣だけだとなにかと困るよな...」とか自分に言い訳して、なかなかうまくいかない。
そんな意志の弱い人に向けた貯金箱が、100年近く前から存在していた。1926年に作られたという「帝国安心貯金機」だ。

この貯金箱には、硬貨を入れる穴が4つ開いている。左から「50」「自由」「10」「5」。そしてその下に三つの窓があり、一番広い窓には「2月」、小さい窓の片方には「2」と書かれている。
自主制作戦争映画を制作している「歴史映像研究会竹の会」代表のメラーノ(@samuhara)さんが2020年2月3日、
「小銭を入れるとカレンダーの日付が変わるという凝った作りで、毎月決まった額を入れないとカレンダーの日付が合いません笑」
というコメントと共にツイッターにこの貯金箱の写真を投稿すると、
「アナログ式定期貯金!」
「正直このようなの復刻してほしい」
「現代の硬貨に合わせて誰か作ってくれないかな」
といった反応が寄せられた。この貯金機なら貯金できる!と思ったユーザーも少なくないようだ。
昭和元年製、帝国安心貯金箱。
— メラーノ@竹の会C97(火)西て14b (@samuhara) February 3, 2020
小銭を入れるとカレンダーの日付が変わるという凝った作りで、毎月決まった額を入れないとカレンダーの日付が合いません笑
非常に良く出来ています。 pic.twitter.com/xIeBfjvkfi