飼い主=言葉が通じない巨大生物? ペットの気持ちを想像してみたら...めっちゃ怖かった
もし自分がペットの立場だったら、飼い主のことを怖がらずにいられるだろうか――?
そんな想像を描いた漫画が、ツイッターで注目を集めている。
作者は、ウェブメディア「マトグロッソ」で不思議ないきものとの生活を描く作品「プリンタニア・ニッポン」を連載中の漫画家・迷子さん。
迷子さんは2019年12月11日、7日の日記として、飼い猫が自分のそばで寝ているのを見て考えたことを漫画にして投稿した。
自分のすぐそばでリラックスした様子で眠る猫を見て、迷子さんはこう思った。
「犬とか猫とか人と暮らしてくれる生物すごいな?」
姿かたちが全く違う、自分より何倍も大きな生き物・人間と一緒に暮らすペットたち。しかも、意思疎通を図ることもできない。
飼い主にとっては愛情表現のつもりの行動も、ペットたちにとっては意味不明な場合も多いに違いない。
たとえば、飼っている猫や犬、鳥の体に顔を埋めて息を吸う「猫吸い」「犬吸い」「鳥吸い」。
SNS上には最愛のペットを「吸う」飼い主たちがごまんといる。これは大変癒されるもので、筆者も一緒に暮らしている犬をことあるごとに吸っている。
しかし、ペットたちは吸われている間、何を考えているのだろう?
迷子さんは、自分がペットの立場ならどうか、想像した。
自分より何倍も大きい、何を言っているのかもわからない、まったく別の種類の生き物が自分を吸ってきたら――?
「ズモーーッ」と頭を吸ってくる大きな生き物。迷子さんが「ヴア゛ーーッ」と叫び声をあげて逃げても、追いかけてくるソレ。
恐ろしい。たとえ愛情表現や好意からの行動であっても、何を言っているのかわからない相手からのアクションだ。もしかして、食べられるんじゃ...?と思ってしまっても無理はない。
人間に置き換えてみたらそんな恐怖体験だったのに、ペットたちは人間のそばでリラックスしているなんて...。
「どういうきもちなの」
想像を終えた迷子さんは、改めてペットたちの気持ちに思いを馳せている。
迷子さんの日記を見た人からも、
「私もズモーッしちゃうしペットたちに微妙な顔されちゃう」
「なぜ実家の猫がいつも塩対応だったのか、これで理解した」
「同じことしてるし爆笑したけど余りにも怖いな」
などの反応が。
いつか、ペットたちと意思疎通ができる日がきたら、どんな気持ちなのかぜひ教えてもらいたい。