限定御朱印の授与「しばらく止めます」 メルカリ転売で苦渋の決断...宮司の思いを聞いた
2020.06.29 17:10
「雨の日御朱印がフリマアプリに出品されましたのでしばらく授与をお止めします」
「神農さん」として親しまれる、大阪市の少彦名(すくなひこな)神社が2020年6月28日、公式ツイッターでこんな報告をした。投稿には、フリマアプリ「メルカリ」のスクリーンショットが添えられている。
画像を見ると、少彦名神社の境内で雨が降っている時限定でもらえる「雨ふり御朱印」(初穂料300円)が、1400円で出品されている。
御朱印集めが数年前からブームとなってから、フリマアプリでの転売はこれまでにも問題となってきた。少彦名神社は「以前から見つけた場合はお止めすると申し上げておりました」とも伝えており、転売を警戒していたことが伺える。
この報告にツイッターでは、
「売る方も買う方も神経がわかりません」
「たった1人の心ない行いのせいで、迷惑している人が何人いることか...。罰当たりな行為は本当にやめて欲しいです」
「毎月の雨の日の為に御朱印を頂きたかったのに 転売のせいで授与出来なり、非常に残念です」
といった声が寄せられている。