第3回「自分自身のアップデートを怠らない」withコロナの「道しるべ」
2020.12.12 07:46
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第3回「自分自身のアップデートを怠らない」
先日テレビを見ていたら、悩み相談のようなコーナーで「独身だからといって、大変な病棟の担当を押し付けられるので困っている」という看護師さんからの悩みについて、タレントのサヘル・ローズさんが「押し付けられると思わずに、『その仕事を担当する余裕が自分にある』と考えるようにすれば?」と言われていました。
これを「きれいごとだ」と言ってしまえばそれまでですが、「押し付けられた」「嫌だ」「つらい」と思っているばかりでは、ますます負の思いにがんじがらめになってしまい、自分で自分を追い詰めてしまうでしょう。サヘルさんの言葉通りにはできなくても、せめて「そういう見方もあるかもね」と受け入れられる、そんな「余裕」を忘れずにいたいものですね。
本書『「今を生きる」そのために』の2章「新たな価値に目覚める」では、身体に不自由のある我が子の誕生によって、自分たちの生き方を見つめ直すことになった両親の話が語られています。私たちを取り巻く状況というものは、必ずしも自分の願うようにはならないことが多いです。今回のコロナ禍もそうですね。でも、どんな状況にあるときも、自分の内面は自由です。自分を更新する力はあるはずです。
今まで「こうでなくてはならない」と思い込んでいたこと、「○○が一番大事」と決めつけていたこと、そんな自分の価値観からふっと離れてみたとき、心は軽くなり、生きやすくなるかもしれません。
今を生きていくために、私たちには何ができるのか?
あれこれ ワードスプリング
大手出版社、老舗出版社、一部上場企業、世界遺産の神社仏閣、地方自治体などと連携してユニークな書籍を編集したり、発行したり……、あるいはこれまでにないオリジナリティあふれるイベントやキャンペーンを多数企画し、話題を提供し続けています。株式会社ワードスプリング:https://www.wordspring.co/